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[2016.03.09]

健常人への免疫に対する「AHCC」の効果


AHCC(活性化糖類関連化合物)は、これまで国内外の多くの研究者によって、安全性と有効性に関するエビデンスを蓄積し、毎年免疫に関する新知見も多数発表されているキノコ由来のサプリメント素材です。

健常者の免疫機能に対するAHCCの機能についても様々な評価がなされておりますので、改めてご紹介いたします。


健常人の血液中における免疫担当細胞の分析、また総合的な免疫応答のスコアを組み合わせて評価した臨床試験が行われました。

この臨床試験では、34人をプラセボ群、AHCC群(1g/日)の2グループに分け、初冬期に4週間摂取してもらいました。

試験期間中のNK細胞活性については、両群で有意差がありませんでしたが、プラセボ群が顕著な減少を示したのに対し、AHCC群では、ベースラインを維持していました。

また、この際の免疫力スコアにおいても、試験期間中プラセボ群は有意に減少したのに対し、AHCC群ではスコアを維持していました。

これらの結果から、AHCCの継続的摂取は、季節変化に伴う免疫の変動に対し、恒常性維持効果が示唆されました。

(健常人における免疫の季節的変化に対するAHCCの効果)
(Journal of Evidence-Based Complementary & Alternative Medicine(2014))



また、別の臨床試験では、AHCCを摂取した健常人の自律神経の挙動と免疫担当細胞を併せて評価し、自律神経系と免疫系の調整による生体恒常性維持に寄与する可能性が示唆されています。
(AHCCが心理的ストレス負荷時のNK細胞に及ぼす影響)
(第22回 統合医療機能性食品国際会議(2014))



これらの臨床研究の結果から、AHCCを摂取した健常人に対する総合的な恩恵を集約し、研究成果として、国内外へ発信されています。

 
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