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[2014.08.06]

歩行で心臓発作と脳卒中リスクを低下

英ランチェスター大学のThomas Yates氏らの検討で、日々の歩数を増やすよう心がけるだけで、糖尿病予備軍の心疾患リスクを大幅に減らせることが明らかになりました。

糖尿病予備軍は、2型糖尿病を発症してはいないが高血糖の状態にあるため、心臓発作や脳卒中といった冠動脈疾患のリスクが上昇しています。

Yates氏らは検討で、世界40カ国で糖尿病予備軍とみなされ、身体活動量の増加や減量、脂肪分の多い食品のカットといった生活習慣是正プログラムに参加している成人9,300例以上のデータを分析し、参加者の1日平均歩数はプログラム参加時とその12カ月後に記録しました。

分析では、プログラム参加時の歩数、および12カ月後までの歩数の変化は、その人の心疾患リスクに関係していることが明らかになりました。

1日の歩数を2,000歩ごとに群分けすると、参加時の歩数が2,000歩増えるごとに翌年の心疾患リスクは10%低下、12カ月後までに1日の歩数が2,000歩増えた人では心疾患リスクはさらに8%低下しました。

たとえば、プログラム参加時の1日歩数が4,000歩で、12カ月後も変わらなかったAさんに比べ、参加時の1日歩数が6,000歩で、12カ月後には1日歩数が8,000歩に増えていたBさんでは、心疾患リスクが18%低下していました。

Yates氏はこの結果について、
「日々の歩数を増やすという単純な身体活動レベルの変化でも心疾患リスクを著明に低下できるという新たなエビデンスになった。重要なのは、歩数の増加による便益は、体重や開始時の身体活動レベルに関わらず得られるという点だ。
今回の結果は、2型糖尿病高リスク人口における身体活動の重要性についてもっとも強いエビデンスを提供するもので、世界中の糖尿病や心血管疾患予防プログラムに有用な情報となるだろう」と述べています。

 
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